コーチングとは、コーチングスキルを活用したコミュニケーションのかたちです。
コーチングは問いかけをベースとした対話によってクライアント(相談者)の目標達成や問題の解決をサポートするコミュニケーション方法です。
スポーツにおけるコーチングから派生し、現在は学校、学習塾、子育て分野やビジネス分野にも取り入れられ、人材育成・能力開発のための手段として発展を遂げています。
個人の方向けは、問題・課題解決のサポートとセルフコーチスキルの醸成を視野に入れたコーチング実施。また、チーム力や組織力強化を目指した、マネジメント層のコーチングスキル習得をサポート。会社組織の場合は、自立した社員の育成と強い組織作りが目指せます。
ステレオタイプ脅威
コメつぶ:前に「メタ認知」について記載しましたが、極度にメタ認知機能が低下した!?もしくはネガティブに働きすぎた場合に、結果としてパフォーマンスなどに影響がでる事を「ステレオタイプ脅威」と呼ぶようです。確かに自分を客観視し、結果、自分をポジティブに評価できれば、自己肯定感が高まると思います。しかし、ネガティブにその機能が働いた場合は自己否定に繋がり、自分を駄目な人間と評価してしまいます。そうなれば、自信の無さが行動抑制に働くのは自然なことだと思います。人間は本来、ポジティブな生き物なので、そういった状態になり難いと思いますが、特に日本人は自己肯定感が低い国民なので、もしかしたら、他国よりはステレオ脅威に陥りやすい国民かもしれません。メタ認知スキルを高め、ポジティブに生きていける様にコントロールできれば、「ステレオタイプ脅威」は避けられるかもしれません。
メタ認知
メタ認知(metacognition メタコグニション)は、メタ(meta 高次)+認知(cognition認識、認知、知識)の組み合わせからできた“高次の認識”という意味で、自分自身の知覚および読む、書く、話す、記憶する、思い出す、理解する、知識を得る、推測する、行動する、考える、などにおいて、感情をともなった思い込みではなく、客観的かつ冷静に判断できる状態のことをいいます。By RECRUIT AGENT
コメつぶ:メタ認知とは自分の事を客観視できるスキルですが、という事は、他人の事も客観視できると思います。しかし私的には対象が自分から他人へ変わることは少し違った角度が出てくると思います。それは、自分ではないので、相手の気持ちや思いなど、感情部分も踏まえた上で客観視するという事です。自分や周りの人の事を高次の目線で視ることは、周囲の人との関りにも大きな影響が出そうです。更にいえば、人間関係に留まらず、ビジネスや社会環境でも高次目線で捉えることができると思います。よって、コーチングのスキルとしてのベーススキルとも言えると考えています。目線が変れば見える景色も違いますよね!?あなたや周りの方のメタ認知の度合いはいかがですか、客観的に見渡してみましょう、何か見えてくるかも…
世界的に会社組織でのリーダー不足
インターナショナル・リーダーシップ協会(International Leadership Association)による調査(2019年)、デロイト(Deloitte)、パーソンティー・ヤング(PwC)による調査ではリーダーシップ、人材管理、リーダーの課題等さまざまな調査が実施されています。世界のリーダー不足に関する調査も行われており、次世代のリーダー育成の必要性や課題などが議論されています。
コメつぶ:日本では世代別労働人口の推移をみても団塊の世代が引退のタイミングで一気に熟練者人口が減り、そして、その子供たちの世代までは少しずつ増えていきますが、そのあとは減っていく一方です。日本のリーダーの不足は、日本型雇用形態の崩壊に伴う、会社や社会、労働者環境の変化に対応できるリーダーが不足している環境にあると思います。何故なら、社会・就労環境の変化に伴い、世代交代,人財育成や教育環境の根本が変わってしまった事に起因します。更に、今後、日本の労働者の流動性がすすむ事が予測されますが、従来の日本型雇用形態であれ、今の社会環境であれ、社会の変化についていける社員の育成ができれば会社のinnovationの実現、組織の強化に繋がり、大きなリスクは避けることができると思います。自立したInnovation社員育成の方法としてコーチングが有効として日本でも広がっています。
新しい仕事への適応力
ハーバード大学の調査によると(詳細は下記論文参照ください)、新しい職場環境・役職に就いたときに、慣れるのに必要な時間は約15~18ヵ月くらいだそうです。→これって長いと思いますか?短いと思います? 意識的には感じていなくても、内面的には緊張やストレスが存在してることもあります。そういった環境下で、上司やコーチが効果的に関係することで、新しい環境へ早く馴染んだり、新しい役職へ早く適応ができ、能力が身につくことになるといわれています。
Maria Tapp, “How can “role transition management” transform your company?”, Industrial and Commercial Training, 2004
DL site: https://www.emerald.com/insight/content/doi/10.1108/00197850410532113/full/html
コメつぶ:何より本人のマインド・スキルが大事。上司・コーチといった周りの環境が整ったとしても、当事者本人のマインドが最も重要であり、適応速度にも影響すると考えます。個人が必要なこととして、①柔軟性とオープンマインド:新しい環境に適応するためには、柔軟性が必要です。新しい方法やアイデアにオープンマインドで取り組み、自分のスキルや経験を活かしながら、新しいことを学ぶ姿勢が重要です。②コミュニケーション能力:新しいチームや上司、同僚と良好な関係を築くことは、新しい環境で成功するために重要です。自分の意見を適切に伝え、相手の意見を受け止めることができるコミュニケーション能力が必要です。③自己管理能力:新しい環境での仕事には、新しいルーティンやスケジュールに適応する必要があります。自分自身を管理し、タスクを優先順位に従って遂行する能力が必要です。④タスクの優先順位付け能力:新しい仕事では、多くのタスクが同時に発生することがあります。タスクの優先順位を付け、タイムマネジメントを行う能力が必要です。⑤アウトプット志向:新しい仕事では、自分が期待されるアウトプットに向けて仕事を進める必要があります。自分自身を責任者として仕事に取り組み、成果を出すことができる能力が必要です。
タスクとピープルの2軸
会社組織や会社の経営上、目標や課題が存在しますが、その目標を達成する為の「タスク」そしてそれをこなす「ピープル」、その両方をバランスよく、そして効率よく機能させることで目標達成がみえてきます。マネジメントではその2軸を効率よく機能させるために、コーチングが活きてくると思われます。タスクをこなす為に、適したピープルを登用する。もし適した人材がいない場合は、育成が必要になります。人が育つうえでプロセスが重要なのは周知ですが、従来の育成方法より、コーチングによる育成は自立した社員育成に向いていると言われています。自立した社員ニーズが高まる会社も多く、こういった背景もコーチング導入が進んでいる理由の一つであることは確かです。一方労働者側も、会社ニーズの変化、現状を踏まえ、updateする必要があります。ここは個人の課題になりますね。
カサンドラ症候群
アスペルガー症候群を持つ配偶者、あるいはパートナーと情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。
【語源】 カサンドラというのは、ギリシア神話に登場するトロイの王女の名前ですが、人々から決して信じてもらえなかった悲劇の予言者として知られています。
非アスペルガー症候群の配偶者や家族がアスペルガー症候群の行動の影響を受ける状態は、「鏡症候群」と言われていた。少しずつ長い時間をかけて影響が映し出すようになる。そして周囲から孤立し、誰からも正当性を認められない。また、多くの非アスペルガー症候群の方がパートナーとの関係において情緒的な相互関係が欠如しているために、身体的・精神的な不安反応を示している。 予言者カサンドラは、真実を知る力を与えられながらも、呪いにより誰からも信じてもらえなかった。この様子が、アスペルガー症候群と非アスペルガー症候群間の関係の状態を表していると言われる。By Wikipedia
コメつぶ:人が関りある人と相互に影響しあっていることは周知と思いますが、その影響の大きさは自分でも気づかないうちに、大きく、深く浸透していき、そして影響を受けた人の言動までも影響下にしてしまうことを表した内容と思いました。良い影響だけ受け取りたいと思いながら、本当は受け入れたくない影響も長い時間とともに身体の、そして意識の奥底にまでも。セルフコーチしながら自分自身を客観視しながら影響のデトックスも必要かと…
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